著者 adsturbo.ai | 公開日 2026-10-03 | 更新日 2026-10-03
縦型動画広告 シナリオ テンプレート EC向けの基本は、フック、商品提示、映像による証明、CTAの4段構成です。15秒で機能をすべて説明するのではなく、「誰の悩みを、どう解決する商品か」を一つに絞ると、量産と比較検証がしやすくなります。
EC向け縦型動画広告の黄金構成とは?
EC向けの黄金構成は、0〜3秒で結果を見せ、4〜7秒で商品を提示し、8〜11秒で根拠を映像化し、12〜15秒で購入行動を示す型です。説明より先に、視聴を続ける理由を提示します。
| 秒数 | 役割 | 映像 | テロップ・音声 |
|---|---|---|---|
| 0〜3秒 | フック | 悩み、完成結果、使用前後 | 「まだ〇〇で困ってる?」 |
| 4〜7秒 | 商品提示 | 商品の全景と使い始める瞬間 | 「それ、△△で解決」 |
| 8〜11秒 | 証明 | 実演、接写、比較、装着 | 「□□だから使いやすい」 |
| 12〜15秒 | CTA | 商品、購入先、条件 | 「詳細を確認する」 |
重要なのは、特徴を言葉で並べず、確認できる場面へ変換することです。「軽い」は片手で持つ、「収納力がある」は中身を並べるなど、主張と映像を一対一で対応させます。
15秒のシナリオはどう作る?
15秒台本は、商品説明から書かず、顧客の困り事、見せる証拠、次の行動の順で決めます。映像、音声、字幕を同時に設計すると、撮影後の手戻りも減らせます。
-
ターゲットを一人に絞る
「30代女性」ではなく、「朝の支度時間を減らしたい会社員」のように場面まで決めます。 -
便益を一つ選ぶ
時短、収納、携帯性、使用感など、1本につき一つだけ検証します。 -
証明できる映像を決める
使用前後、実演、質感の接写、サイズ比較などから選びます。 -
フックを最後に書く
中盤の証明へ自然につながる疑問、結果、意外性を冒頭へ置きます。 -
CTAを具体化する
「チェックして」ではなく、「カラーを確認する」「商品詳細を見る」と行動を明示します。
初回出稿の設計は、自社ECで最初の15秒動画広告を作る手順も参考になります。
そのまま使える4種類の絵コンテテンプレート
EC広告では、商品の性質に合わせて型を選ぶほうが、同じ構成を無理に使い回すより効率的です。物理的な変化が見える商品は実演型、違いが伝わりにくい商品は比較型が適しています。
悩み解決型
- 0〜3秒:「毎朝、〇〇に時間を取られてない?」
- 4〜7秒:商品を出し、「△△なら置くだけ」
- 8〜11秒:実際の使用場面と完了後を表示
- 12〜15秒:「使い方とカラーを商品ページで確認」
結果先出し型
- 0〜3秒:完成結果を映し、「これ、30秒で完成」
- 4〜7秒:使用前の状態と商品を表示
- 8〜11秒:工程をテンポよく実演
- 12〜15秒:「必要なセット内容を見る」
比較型
- 0〜3秒:「見た目は同じ。でも違いはここ」
- 4〜7秒:比較対象を同じ画角で並べる
- 8〜11秒:素材、容量、操作性など一項目を比較
- 12〜15秒:「仕様を商品ページで比較」
UGCレビュー型
- 0〜3秒:「正直、最初は必要ないと思ってた」
- 4〜7秒:開封または初回使用
- 8〜11秒:気に入った理由を実演で説明
- 12〜15秒:「サイズ選びは詳細ページで確認」
開封から信頼を作りたい商品には、30秒の開封レビュー動画テンプレートも応用できます。
1本の台本を12案へ展開する方法
量産では完成動画を丸ごと変えず、フック、証明、CTAを独立した変数として差し替えるのが基本です。本稿独自の「1-3-2-2設計」なら、訴求を固定したまま12案を作れます。
- 訴求:1種類
- フック:3種類(悩み・結果・比較)
- 証明映像:2種類(実演・使用前後)
- CTA:2種類(詳細確認・購入条件確認)
計算は1×3×2×2=12案です。最初から12本を別撮りする必要はありません。商品カットと実演素材を共通化し、冒頭3秒と最後の画面を交換すれば、何が反応差を生んだのか判断しやすくなります。
同じ動画の字幕、人物、訴求を無計画に同時変更すると、改善要因を特定できません。広告クリエイティブ疲弊を防ぐバリエーション設計のように、一度に変更する主要変数を限定しましょう。
AIでシナリオを量産するときの実務手順
AI活用では、完成動画を一括生成する前に、商品事実と変更可能な変数を整理します。テンプレートへ商品名だけを入れるのではなく、顧客、便益、証拠、禁止表現を入力情報として渡すことが重要です。
AdsTurboのProduct Videoでは、最大10MBのJPGまたはPNG商品画像をアップロードし、任意で売りや販促情報を加えてUGC短尺広告を生成できます。Ad Cloneでは参考動画の構成、テンポ、CTAの流れを分析し、自社商品向けの広告変体へ再構成できます。
制作工程は次のように分けます。
- 商品写真と確認済みの商品情報を用意する
- 15秒構成と一つの訴求を決める
- フックを3案生成する
- 商品提示と証明映像を共通化する
- 字幕、CTA、人物を差し替える
- 配信結果から次の変更変数を一つ選ぶ
少人数運用では、EC動画広告をワンオペで量産するワークフローと組み合わせると、企画から書き出しまでを整理できます。
売れないシナリオに共通する問題は?
売れない台本は、情報不足よりも情報の優先順位が曖昧です。冒頭がブランド紹介だけ、特徴が三つ以上、証拠が言葉だけ、CTAが抽象的という状態を避けます。
| 問題 | 改善方法 |
|---|---|
| 商品名から始まる | 悩みや結果から始める |
| 機能を列挙する | 一つの便益へ絞る |
| ナレーションだけで説明する | 実演や比較映像を入れる |
| 全案を同時に変更する | フックなど一変数ずつ変える |
| CTAが「詳しくはこちら」だけ | 確認できる内容を具体化する |
割引率、期間、送料、適用条件を表示する場合は、視聴者が認識できる大きさと時間を確保します。強調表示と条件表示の差が大きくならないよう、消費者庁の動画広告に関する表示例も確認してください。
常見ではなく、検証に使える指標は?
完成度を感覚で評価せず、冒頭、中盤、行動の三段階に分けて確認します。配信媒体で取得できる指標の範囲に合わせ、どの場面を直すか判断します。
- 冒頭で離脱する:フックの映像または対象者の呼びかけを変更
- 中盤で離脱する:商品提示を早め、説明を実演へ変更
- 視聴されるが遷移しない:CTAと商品ページの内容を一致させる
- 遷移するが購入されない:動画ではなく価格、条件、商品ページも確認
動画だけで全問題を解決しようとせず、広告から商品ページまで同じ訴求を通すことが重要です。
よくある質問
縦型動画広告は15秒と30秒のどちらが適していますか?
単一の商品便益を実演できるなら15秒が扱いやすく、使用手順や比較条件の説明が必要なら30秒が適しています。まず15秒で訴求を検証し、反応のあるテーマを30秒へ広げる方法もあります。
商品写真しかなくても作れますか?
作れます。商品全景、接写、使用イメージ、背景違いの素材を用意すると構成しやすくなります。AdsTurboではJPGまたはPNGの商品画像から、商品紹介、レビュー、デモ形式のProduct Videoを生成できます。
台本に商品特徴はいくつ入れるべきですか?
15秒なら、中心となる便益は一つに絞ります。関連する特徴を加える場合も、その便益を証明する情報だけを残してください。別の便益は別動画としてテストします。
TikTok、Reels、Shortsで同じ動画を使えますか?
基本構成は共通化できますが、字幕位置、CTA、音声、投稿文は媒体ごとに確認が必要です。商品や重要テロップが操作ボタンと重ならない画面設計にします。
テンプレートを使うと似た広告になりませんか?
骨格だけを共通化し、顧客の悩み、証明映像、言葉遣いを商品固有にすれば差別化できます。テンプレートは表現を固定するものではなく、比較可能な検証条件を作るための設計図です。
EC向け縦型広告は、一本を完璧に仕上げるより、一つの訴求からフック、証明、CTAを分けて検証できる状態を作ることが重要です。AdsTurboの動画生成・字幕・広告クローン機能を活用し、商品画像と確認済みの訴求から複数案の制作を始めましょう。
